6時前には目が覚めたので、日の出の写真を撮りたいと、窓辺で待機。あいにく曇っている。しかし薄墨色の海面に銀色の光が射し、少しずつ空が明るくなり始めた。
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遠くにセントマイケルマウント |
ホテル前のプロムナードを同じツアーの方たちが散歩しているので、私も降りて少し歩いてみた。
今日はゆっくり 9時30分の出発
まず、近くのマザランという町へバスで行く。ここから小船でセントマイケルマウントに向かう。待っているあいだ、写真を撮る。モンサンミシェルほどの豪壮さはないが、小船に乗って島に行く、というのはワクワクする気分だ。
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ボートに乗る所 |
9時50分、12人乗りの船なので2グループに分かれて島へ行く。
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ボートに乗って島へ |
お城 |
上陸した階段の一番上には昔ビクトリア女王が上陸したさいの靴跡があった。
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ビクトリア女王の足跡 |
10時30分の開門までに少し時間があるのでショッピングしたり写真を撮って過ごす。
ピューターの写真たて、三つの渦巻きのあるペンダント(おそろいのピアスも欲しくて探してもらったが、残念なことにそれはなかった)そのほか、本と絵葉書を買う。
15分ほどこの島に関するビデオを見る。
いろいろ伝説はあるが、本格的な修道院ができたのは、ノルマンコンケスト以降。フランスのモンサンミシェルの末寺(セントマイケルマウントはフランス語でいうとモンサンミシェルだ)。
ヘンリー八世の宗教改革で解散させられ、城砦になり、スペイン艦隊の襲撃のおりなど、軍事拠点ともなった。、その後セント・オービン家の所有となり、現在もこの家のものであるが、当主は我々の泊っているクイーンズホテルにお住まいだそうだ。(城は現在ナショナル・トラストが管理している)
城への坂の途中には伝説にある巨人を閉じ込めた井戸の跡や巨人の心臓(ハート形の敷石をこう呼ぶ。以外に小さい)などがあった。
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巨人を閉じ込めた井戸 |
巨人の心臓、以外に小さい |
お城や教会を見たあと海を眺める。気持ちがいい。
この島は潮がひくと徒歩で本土に渡れる。だんだん潮がひいてきて、もう多くの人がズボンの裾を捲り上げて渡っている。私たちもとても歩きたかったが、ガイドのアリソンさんが、デンジャーと言って許さない。歩いている人はストューッピドだという。流れがはやいのでころんだりすると危険なので、ガイドとしては絶対に冒険は避けたいのだろう。
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コーンウオールの旗 |
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だんだん道が見えてくる(島側から) |
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12時10分〜12時15分 歩いて渡れないので大いに不満顔で船に乗る。
本土に着いてみると完全に通路は水から出ている。着いた所で少し砂浜を歩くが、固くて足跡もつかない粘土のような灰色の砂地だった。
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砂地といっても粘土のように固い |
潮が引いて完全に道ができている(本土側から) |
バスに乗る前近くにコーニッシュパイのお店があるので、買われた方が多かった。私は買わなかったが、Iさんにわけていただいた。つくりたてで、とてもおいしかった。
バスでランズエンドへ
12時50分〜14時 ランズエンドホテルで昼食
ミックスサラダのマスタードソース、鱈のレモンディルバターソース、アップルクランブル、コーニッシュクリームかけ(美味しかった)
私はこってりしたクロッテッド(凝固)クリームが大好き。クロッテドクリームは場所によって、デボンならデボンシャークリーム、コーンウオールならコーニッシュクリームと名前が変わる。日本でも「中沢」のがあるが、やはり現地のは、ほんのりと甘くて美味しい。コーニッシュビールを飲んでみる。
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ミックスサラダ |
鱈のレモンディルバターソース |
アップルスクランブル |
14時〜14時45分 自由時間 岬の突端まで行く。ヒースが咲いていた。
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家の壁にファーストとラストの表示 |
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巨大な錨 |
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ヒース |
(その2に続く) |
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