11時38分発ラムズィー発ソールズベリー行き
12時3分 ソールズベリー着
駅から、大聖堂まで、15分くらい?途中雨が降ったりやんだり。傘をさすと晴れてすぼめると降る。
大聖堂近くのハイストリートにあるイタリアンレストランで昼食にする。途中のお店ものぞいてみたが女一人ではなかなか入りにくい。ここは建物は木骨組だがカジュアルな雰囲気なので入ることにした。

|

|
|
昼食をとったイタリアンレストラン |
ともかく量がたべられないのでスターターなしにして、スパゲッティと白ワインも頼む。そうして、デザートは一番軽そうなアイスクリーム。しかしナッツがかかっていて巨大だった。それとカプチーノ(16.5+1.5=18ポンド)。お隣を見るとスターターのサラダを二人で分け合っていた。カジュアルとはいえスパゲッティだけですませるわけにはいかないがデザート、コーヒーを頼むとカッコウがつくようだ。
教会はノースゲートを抜けるとすぐ。

|

|
ノースゲート |
大聖堂案内板 |
この教会のクロウズはとても広くて、たくさんの人がベンチや芝生で憩っている。
芝生の周りには元は大聖堂関係者の住まいだった立派な家々が建ち並んでいる。
高い尖塔が目にはいり、『教会からでてきた』という様子の女性の彫刻が目を引く。
 |
左手前は教会からでてきた婦人像 |
入るには3ポンドの寄付が必要。ここはもう完全にゴシック様式(1220年〜1258年)
この教会は有名なせいか、今回の一人旅で訪ねた五つの教会の中で一番人が多く入っていた。
1386年頃政策された、おそらく現在も時を刻む最古の時計やモンペッソンのエフェジーを眺めてから、チャプターハウスへ。
 |
14世紀にドイツで作られた木彫りの聖母子像 |

|

|
中世の時計(綱が鐘につながっている) |
1627年に亡くなったモンペッソン卿夫妻の墓 |

|

|
|
|
この教会は尖塔(14世紀)(イギリス一の高さ)とマグナカルタで有名。マグナカルタは四つあり、大英図書館にふたつ、リンカン城とここソールズベリーに一つずつある。
図らずも今回三箇所ともまわったことになる。マグナカルタはチャプターハウスに展示されているのだが、そこへは回廊を通っていく。
 |
チャプターハウス入り口 |
チャプターハウスは壁のフリ−ズ( 創世記、出エジプト記が彫られている)がとても素晴らしかった(残念ながら写真禁止)。 そこから回廊に出る。回廊の途中に(よく出口にある金属の棒がついていておして出るようになっている)出口があり、もう戻れないようになっている。出てしまってから、過去・現在・未来をみている、顔が三つついた頭部の彫刻を見忘れたことに気がついた。残念。
 |
日が射してきてトレイサリーの影がくっきり床にうつっている。
回廊はこのような光と影のコントラストがいい |

|

|
回廊天井のボス |
回廊の天井は木。ボスの写真を撮ってショップへ。
ここはショップが充実。荷物を増やしてはいけないと思いつつ、買い物もこれで最後と、ブローチ、Tシャツ、スプーンなどあれこれ買ってしまった。
ここはクロウズのグリーンが広い。教会をぐるっとひとまわりしようと歩きはじめた。
しかし、駅にロッカーがなくて、キャリーをひいたままだったので、面倒になりやめにしてクロウズにある、モンペッソン・ハウスに行く。
この建物は1701年に建てられたモンペッソン卿の屋敷だ。
アン女王時代の町屋敷そのものだそうだ。『いつか晴れた日に』の映画で使われた屋敷である。当時の家具で飾られた部屋(カメラ禁止)を見たあとで、庭に出る。ティールームもあったが、もうロンドンに戻る時間だ。
お庭の写真を何枚か。
来る時は町中を抜けたが、帰りは公園の横の道を通る。この町は見所が色々あるので、できれば一泊したいところ。
4時45分発の電車に乗るのに、4時43分に駅に着いた。
6時15分頃 ロンドン、ウオータ−ルー駅着
地下鉄でベーカーストリートへ。途中で、スムージーというジュースを買って、ダニュービス・リージェントパークホテルに戻る。
今度のお部屋は4階で眺めが悪い上、カーテンが遮光用の分厚いものだけでレースのがない。外から見えるので、まだ明るいのにカーテンをひかざるをえなかった。
お湯をわかして、おかゆをあたため、お茶をいれる。わびしい夕食だが、二日間贅沢したのだから我慢。
いよいよ明日は帰国。ヒースローを思うと心配になる
日本のE社にはすでに電話をして、ツアーの方たちが無事支障なく帰れたことを確認してあるので、ミキツーリストの緊急連絡先に電話をしてその後状況がどうなっているかを聞く。ツアーの人達が帰った時と変わってはいないようで、機内持込のバッグはは45X35X16センチメートル以下。液体状のものはだめで、口紅もだめだとのこと。日本に電話をして、持ってきたバッグのサイズを(カタログを調べてもらって)確かめる。ぎっちりつめなければ大丈夫そう。
ともかく、荷物をできるだけ減らすことにする。買ったものも袋やケースから出してひとつにまとめて、かさ、重さとも減らす工夫をした。持ってきた小説は、スパイものなので、テロリストが教科書を持っていると勘違いされても困ると思い最後まで読んでしまって、捨てていくことにした。(ブックオフで100円で買ったので値段的には惜しくない)
|