4日目

 その3

ゴスラー〜クウェトリンブルク



ゴスラーGoslar 標高255m 途中緩やかな丘のようだった。

 
 

ランメルスベル鉱山のふもとの町で銀 銅、鉛の採掘によって栄えた町。しかし、1980年代には枯渇。最盛期は1500年頃。

ローマ時代からの町であるが、ゴスラー市を造ったのはハインリッヒ1世(922年) その後1050年にはハインリッヒ3世が皇帝居城Kaiserpfalzを建てた。帝国議会も開かれた重要都市であり、ハインリッヒ4世はゴスラーで生まれている。

まず 皇帝居城へ。現在の建物は 19世紀の再建。 右 バルバロッサ 左ウイルヘルムT聖の騎馬像ブロンズのライオン 

   
   

礼拝堂見学だけの予定だった。
しかし、明日は何か表彰式があるので、準備中だが「入れるかもしれない」と現地ガイドは大広間にも案内してくださった。 

 
 
城内にかけられていた昔の様子を描いた絵 お城と左は旧大聖堂

大広間は壁一面に 歴史絵巻 その中から


 
 ハインリッヒVのローマからの帰還

ロマネスクツアーとしての目的は聖ウルリヒ礼拝堂  これは12世紀ロマネスク  ハインリッヒ3世のお墓がある。
礼拝堂は二層になっていて、下部は 十字形 上部は 八角形にドーム天井がのっている。 上部は皇帝一家の 座る場所だった。

   
   
   
   

最後に皇帝玉座(11世紀末)を観に行った。皇帝玉座があるのは、アーヘンとここゴスラーだけ。

   
   

窓から街を眺めてから 40分ほど街歩き これが実に楽しかった。

宮殿の庭から見下ろす。 黒いのはスレートを使ってあるから。屋根だけでなく壁にも使われている。

 
 
 
 
 
 
 
 

ノイエ通り 川はアプツヒト川 すこし先でゴーセ川(ゴシラーの地名の由来となった)と交わる。水の流れが気持ち良かった。

中心部に行くにしたがって豪勢な家家。

 
 

ジーメンスの家  1693年に建てられたジーメンス社の祖先である富裕な商人だった人の家

細い道をくねくね行き、どこを歩いているのかよくわからなかった。 

市庁舎

 
 

  
マルクト広場 にあるマルクト教会(1170年)

40分ほど散策して 元のお城のところに戻り、旧大聖堂の入口を見る。この町は魔女が集まるというブロッケン山に近いので 魔女グッズが売られていた。 

   
   

11世紀の建てられた教会 The Imeperial Church St.Simon and Juda
で残っているのはこの北入口のみ。 ハインリッヒ3世が建てたもの。 残っているのは下図の灰色のところ

 
 

上部には1070年頃の漆喰像が置かれている。

 
 

上に聖母子、下、向かって左からハインリッヒ3世(教会を持っている)

左ハインリッヒ3世 シモン(この教会のパトロン) マタイ(この教会のhallがささげられている) ユダ(この教会のパトロン) その右はフリードリッヒ1世と考えられている。

柵越しに奥を見る。 さきほどお城で観た、皇帝玉座が見える。11世紀末から12世紀中葉の青銅 透かし彫り

 
 

1700〜 1750 バス

クヴェトリンブルク 

バスは ホテルのそばにつけられないので、駐車場から5分くらい歩いてホテルへ(荷物はホテルの車が運ぶ)

テオファノホテル http://www.hotel-theophano.de/

旧市街の一等地に建つ古い建物を利用したホテルで 部屋によって広さが違う。私のお部屋はとてもゆったり。窓からはマルクト広場が見下ろせる、

夕食はホテルレストランで ここはビールが有名(ドイツはどこでも地ビールが飲める)なので飲み物はビールにする。シーズンサラダ、ポークソテー、デザート盛り合わせ コーヒーも頼んだ。
すてきなホテル。洗面所は新しいがシャワーのみ。寒いのに、ドイツ人はお風呂が好きではないのかしら?(写真の番号を二桁にしてしまい、99まできたので、食事写真は割愛、お部屋の写真は翌日に載せる)