今回はドイツ東部にロマネスク教会を訪ねる旅です。

写真で見るとドイツのロマネスク教会は、これまで見てきたイタリア、フランスやスペインの地方の教会のように小さなものではありません。塔が何本も立っていてみるからに立派なのです。はっきり言ってかわいくないのです。

でもこれまでとは違ったタイプのものも見ておきたい、と考えました。

私は歴史にも興味があるのですが、ドイツの場合、プレロマネスク、ロマネスク時代にあたるオットー朝では教会高権政策がとられていました。
つまり、教会勢力を国家の中枢においたのです。必然的に教会は立派なものになりますし、教会のある場所も山の中などではなく歴史ある中都市、小都市が多くなっています。
木組みの家々の連なる街を散策できそうで、これも楽しみです。