5日目

 その W

ハルバーシュタット〜クヴェトリンブルク



15:50〜1620 ハルバーシュタットHalberstadt)へ (標高 115m

ハルバーシュタットという町は814年にカロリング朝の敬虔王ルイによって司教座がおかれ、989年にはオットー三世によって市場権が与えられた。

聖母マリア修道院教会 Kloisterkirche UnserLieben Frauenに行った。

http://www.ekm-reformiert.de/liebfrauengemeinde-halberstadt-startseite/

開基1005? 1015年頃 現今の教会は 12世紀前半のもの、但し当時のものは内陣、袖廊部分、1945年の爆撃により破壊20世紀に復元されている。

 
 平面図 

≪明解なる構成の量塊と、量塊の集合の静謐なる均整により、ドイツロマネスクの珠玉≫ と岡野氏は書いている。

   
   

修復中なのか、上図15の手前から布で覆われて中が見られなかった。側廊の壁には14世紀から8世紀の墓石がたてかけられている。

   
   1420年頃のピエタ

見どころは 内陣障壁の漆喰群像1215 20年頃

北側は イエスを中心として 左右に3人ずつの使徒

 
 

 推定で 東から マティアス、バルトロメオ、ペトロ、キリスト、アンドレアス、マテオ、トマス

 南側は 聖母子を中央にしている、

 
 

上に 十字架の下部と大蝋燭立ての下部が見える。修復用の布のため、 この内陣が見られなかった残念。 PAMPHLET7ページの写真。 
私は 写真を撮っていない、みたのは  7本枝の小さな燭台だけ。 みのがしたか?

 東から タデウス、シモン、ヨハネ、マリア、大ヤコブ、ピリポ、小ヤコブ (岡野氏による)このような衣服の襞の様式は ビザンツの影響、あるいは びざんつの影響を受けたフランスゴシックの影響とみている。
それぞれ一部拡大 

 
 
 
 

バルバラチャペルの天井画 

   
   

おかれていた 祭壇画 1420

 
 
この後、江間さんが急いで広場の反対側にある、大聖堂に走っていきました。

ハルバーシュタット大聖堂、 このような高い塔を持った教会も見慣れてきて美しいとかんじるようになってきました。
 
 ハルバーシュタット大聖堂

閉館時刻が
迫まっているが間にあえば見せたいものがあるから、ということで 170017:25 

大聖堂博物館
http://www.die-domschaetze.de/en/halberstadt-cathedral/the-cathedral-treasury.html

ここで いそいで見にいったのは タピスリーの部屋。
タピスリーでよく見るのは名画のような 風景などだが、ここのは キリスト教関連のものが とても多い。 
キリスト教関連のタピスリーをこれほど見たのは 初めて。 
素晴らしいコレクションだ。12世紀のものが 中心、11世紀のものもある。 とても残念なことに、カメラ不可。 
写真を撮れなかった。上の 公式ホームページ treasury のところの 360°tourで 宝物館内部はみられるのですが、
タピスリーは 出てないのです。

17世紀、30年戦争のときは プロテスタントの人々もカソリックの人とともに、この貴重なタピスリーを守ったそうだ。布地なのに保存状態がとてもよかった。
予定にはなかったのに 連れてきてくださって大感謝。
 

1800 クヴェトリンブルグのホテル帰着。 今晩は食事フリー、食事までの間、買い物をとおもったが、 お店はもう閉まっている。 唯一開いていた インフォーメーションセンタ―に少しかざりものがあったので、ガラス細工の魔女の置物を買った。 

1900 夕食 私を含め4人は添乗員さんのお誘いにのって泊まっているホテルの斜め向かい ツーム・ベアホテル内のレストランへ。
幾皿かとってシェアしていただいた。 とてもおいしかった。

ソーセージ入り具沢山スープ フライドカマンベール、ラズベリーソース添え、 エビオイルいため ワイン、ビール、エスプレッソ。 割り勘で 20