6日目

そのU

クヴェトリンブルク



寒い中15分ほど歩き坂を上りきる。左側にトイレ、しばらく周りをながめて教会へ (10301110

聖セルヴァティウス教会 Die Quedlinburger Stiftskirche St. Servatius
http://www.quedlinburg.de/de/stiftskirche.html 

925年ないし935年 ハインリッヒ1世の王城礼拝堂が起源。 
王の没後 マティルダ妃が貴族女子修道院参事会を開基し、この教会を撤去、936950頃に新教会を建設。 

この時代の建築で残っているのは地下のコンフェッシオを含むクリプタのみ。夫妻はここに葬られている。 その後火災などがあり、 現在の教会は1129年に献堂された、ザーリア朝ロマネスク。
外観  西構えを備えた造りである。しかし壁面にはロンバルディア帯があり、イタリアの影響も見られる。

 
 

東端のアプシスは1936/37年。ナチスによる改変。ハインリッヒ1世没後1000年記念のため。ナチスはドイツ国の祖としてハインリッヒ1世を崇拝したそうです。

入って傘などを置く入り口部分には 修復の際はずされたものと思われる彫刻が展示されていた。 

 
 顔がケルトっぽい
 
 人間? 動物? 右 蛇のようだがよくわからない
 
平面図(右が 東)

入って東内陣を見る。 角柱1、円柱2の ザクセン式支柱交替がみられる。

 
 
 
 15世紀の祭壇画
柱頭彫刻が面白い。
ロマネスクではでおなじみのもの多かったが、すこし違ったものもあった。修復で置き換えられたもののようだ。

   
 ハインリッヒとマチルデ?  
   
   
   
   

コーニスの彫刻も面白い。 古いものや 修復でおきかえられたものがある。
 
 彩色のあとがある
 
  
 
東側階上部分にある宝物館入口

 
 
 
 

西側部分を見る。 階上は女子修道院長席だったらしい。角柱1、円柱2の支柱交替がよくわかる。

 
 

それから祭壇中央の階段横からクリプトへ、クリプトといっても 身廊と同一平面上にある。 残念ながら ここはカメラ禁止なので入口近くからそっと一枚。

 
 

奥の方に馬蹄形に2メートルほど掘り下げられたところがあり、そこが コンフェッシオ(パンフレットの写真)

 
 

鷲のマークがあった。12世紀の天井画が残っているが、薄れて殆ど見えない状態。 柱頭彫刻に面白いものがあった。 蛇がからまっている。
それから 修道院長の彫像などがあった。 

http://www.pretzien.de/romanik/index2000.htm

ここを 出てホテルに戻り荷物をもって バス乗り場へ 

1130〜 1310 バス移動 メムレーベンへ

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