観光するのは今日が最後である。
朝食の時、紅茶(ティーバッグ)を見るとロンネフェルト(Ronneefeldt)だった。
ドイツでは一番おいしい紅茶とか。これが買いたくて昨日もスーパーで探したがみつからなかったのに、ここで出されていたとは。
ほしいので、ホテルで分けていただけないかと、添乗員さんに相談。
ウエイターにきいてくださって、ダージリンやブレックファーストは在庫が少なくてだめだがアールグレイやルイボスティならOK. ということで 三箱 手に入れることができた。
確かひと箱3.5€(いくばくかのchipは 渡しました)ところでこれ、日本で買うと なんと1620円!
今日のルート。レーゲンスブルクから南下していく。
8:30 ホテル出発 すこし丘陵地帯。相変わらず寒々とした光景(お天気が良ければ 輝く緑、といったところだと思うのに)
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出発後まもなく |
目的地が近い |
9:30 バードゲギング(BadGogging)着 〜11:10
アンドレアス教会(Andreaskirche)
買ってきたPAMPHLETの表紙写真
平面図もここからお借りした。左の十字架のあるところが 上の黄色い新教会、 その右下(左写真)が 古い教会、1200年頃
7,8世紀ごろ最初の教会が 建てられたが、現在の教会は1200年頃建てられたもの。
教会へ入る小道の手前でバスを止め、江間さんが寒いから中で待つようにと言って様子を見に行く。開いてないらしい。しばらくバスの中にいたが気になるので教会の前に行ってみる。
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新教会の壁に 古い教会のものと思われるレリ−フ
左は 聖母子、キリストが 硬直したように立っているのは 珍しい気がする、
右はピエタだと思われるが立ち姿というのはあまり見ない。 |
見どころは扉口の彫刻なので、入れなくても問題はない。しばらく彫刻を眺める。電話で確かめると、結局開くのが10時からで、休みというわけではなかった。
9:50頃現地の人が現れて(順にトイレを済ませて)中に入る。
なお横に新しい教会があった。(上写真左の黄色い建物)奥に12世紀の洗礼盤いい写真がないので洗礼盤の写真は PAMPHLETから。
教会内のはずなのに、案内されたところの様子がおかしい。発掘現場みたいなのだ。
ハタと気づいた。 バード!浴場だ。つまり、ここはローマ遺跡の浴場跡ではないか。係の人は地下の温風が流れるシステムなどを説明している。上左平面図で 教会の中に黒いふと短い線があるのがこの写真のところ。
ここは紀元14年ローマ軍によって町がつくられたところ。レーゲンスブルクからこのあたりがヨーロッパ中央部では古代ローマ帝国の北端になる。(これよりもう少し西側では北海にまで達っしているし、イギリスも版図に収めていたが)
軍人たちは退役後もとどまりここに住んだ。
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居住地だったところの発掘現場と復元図 |
それなりに興味はもてたが延々ローマ時代の話を聞かされて、だんだん退屈してきた。(ここの案内所の人にとってメインはローマ遺跡らしい)
しかし奥にアプシスらしきものが見える。
つまり、もともとの教会の身廊地下にローマ遺跡がみつかったため、教会の機能は隣に移して、アプシスだけ残した、ということだった。
ドーム天井に残るフレスコ画(15世紀) 栄光のキリストと4福音書記者のシンボルとローマ時代のものを再利用した 祭壇
30分以上だって、ようやく話しをきりあげる気になったらしく、外へ出て扉口の説明を受けた。
北扉口
扉口内側で 向かい合って聖ヨハネと聖アンドレアス
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聖ヨハネ |
聖アンドレアス
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タンパン
キリストの両隣の天使、左 持っている丸いものは地球とされている。 右は 巻物(この世の終わりが記されている)
タンパンの向かって左 マグダラのマリア 右 復活のキリスト 上 しゃがむ人 ケンタウロスそれぞれ善と悪の象徴だそうだ。
向かって左 上から ピラトとユダヤ人、神に捧げものをするカインとアベル アベルを殺すカイン ドラゴン 内側に犬(右上写真)
右 上から磔刑 イサクの代わりに羊を差し出すアブラハム 神にイサクを差し出すアブラハム マーメイドと(内側)修道士(右下写真)
11:10〜11:50 バス 相変わらずの曇天? 晴れてきた。 ホップの畑が広がっていた。まさか 菜の花畑では?
11:50〜13:10 Cafe in Gesenferd http://www.evas-cafe.de/
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昼食ガイゼンフェルト近く イルム川 |
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気持ちの良いレストランでおいしかった。 ミックスサラダ、サーモンのグリルとラタトゥイユ クレープのイチゴジャム添え 、 ミックスサラダの写真は撮り忘れ
バスに10分ほど乗って郊外のアイナウ へ
続きは そのUで
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