13:20〜13:55
聖ウルリヒ教会 St.Ulrich Kirche Ainau 1230年頃の建物、塔は16世紀
畑の中にこんもりと小さな森 その中に小さな教会。 絵になる風景だった。
ここは鍵番と連絡がつかなかったので中には入れないが、見どころは扉口なのでと、眺めていると鍵番がやってきた。
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行きたい方のために 貼ってあった説明から
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どうやら前の畑でトラクターを動かしていた人が携帯で(もしかしたら、上の番号ではなく鍵番個人に)連絡してくれたようだった。
円形アーチだが彫刻はやはりゴシックだ。
タンパン アブラハム、 善き人はアブラハムの懐に入って天国へ
タンパンの上にキリスト 向かって左下 キリストのエルサレム入場
内部 ケルトっぽい顔やわけのわからない十字架に足、などが面白かった。アプシスは15世紀後半のもの。
アプシスの ロンバルディア帯につけられた顔。豚?羊、ウサギもある。
墓地がありその向こうにルルドのマリア様 下は泉?涸れていた。
気持ちのよいところだ。
14:00〜15:05 バス
フライジング(標高 448m)
駅の前にバスを止めた。(今回は目的地の近くにバスを止められるところが少なかった)教会まで15分。教会へ行く途中のホテルでお手洗い拝借。(アイナウは小教会でお手洗いはなかったので、がこれから行く教会にはお手洗いはある)30分ほどかかって教会到着。
教会はちょっとした高台にあるので、最後は上り坂。グーグルマップより中央広場の左手からあがってきた
聖マリア 聖コルビニアン大聖堂 Freising
St.Maria St.Korbinian,,Dom
724年 フランス シャルトル出身の聖コルビニアンが修道院を設立
738年 聖ボニファティウスが教区を置き 855〜875年に最初の教会 火災による焼失後1205年に再建、1724年の1000年記念に内装をバロック化
しかし一部もとにもどされている。
まず 見晴らし台から景色を見る。 下にモーザッハ川が見えた。
聖コルビニアンがローマにいこうとしていたとき 馬が熊に食べられたために、熊にローマまで荷物を持っていけと命じたらローマまで荷物を運んだ、という言い伝えがあり、熊がアトリビュートになっていて、この町には熊の置物が多い。この町の紋章も熊。
私はアイルランド修道士で大陸に伝道に来たガルスとコロンバヌスを思い浮かべた。熊と 言葉を交わしたとされるのはガルスだが、名前がおなじところからこの修道士たちのことがもとになってできた伝説ではないか、と考えている。
1205年の改築の際資金をだした フリ−ドリッヒT( バルバロッサ)右 妃ベアトリクス
本堂は 上写真にちらりとみえるように バロック(というかロココ)スタイルになっているのでロマネスクっを残すクリプタへ
有名なのは 怪獣の柱 ワニに食べられる人、それに立ち向かう兵士、花を持って祈る人などが刻まれている
その他柱頭彫刻から
バロック化されたところをはがした部分 彫刻は16世紀初め
ゴージャスな身廊 天井中央はだまし絵風 (ドームに見せている)
祭壇向かって左が 聖コロンビアヌス 右 ジギスムント壁には 聖コロンビアヌスの事績に関する絵が描かれている。下は熊を手てなづけているところ
前ローマ法王ベネディクト16世は、ここに16年間いた。(1977年〜フライジング大司教) またこの町はビールでも有名だそうだ。
見かけた看板 ここもサンチャゴ巡礼路にあたる。
17:20(?)〜 18:30 バス
ミュンヘン ゲルマニアホテル
今回の旅行、温度調節がうまくいかず寒い部屋もあったが、どこも素敵ないいホテルだった。
しかし、ここはバスタブ付きのはずがついていない、とか部屋が狭い、とか不満が多く、そのおわびに、と飲み放題となった。
プロセッコや白など8人で3本。しっかり(?)飲んでおしゃべりをして旅の最後を楽しんだ。
お部屋に戻ってシャワー、途中で水になってしまった。
しばらく待ったが温水にならないので、浴びるのをやめにした。
(石鹸をつける前で助かった。)
お部屋の苦情で添乗員さんが苦労なさっているので、このことは言わなかった。
(このホテルは苦情が多かったせいか、今年のパンフレットを見ると利用予定に入っていないので、これからいらっしゃる方大丈夫ですよ)
旅行後ホテル不備のお詫びとして、旅行社から総額の3%が返金された。
たくさん飲ませていただいたのに、申し訳ない。
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